カトリック情報(緊急避難ブログ)

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他界からの手紙:自分の作った神

カトリック

ミカエル・モスカ神父訳『わたしは亡びた』、10

 わたしは、信仰は単なる感情に過ぎないという口実をつけて、恵みの招きを退けてしまったのです。この同じ罠に、どれほど多くの人たちがかかっていることでしょう。いつかあなたは、お聖堂で敬度にひざまつかないわたしを戒めたことがありました。そのときわたしはもう、ご聖体にイエズスが現存されるということを信じていなかったのです。でも、ここではそれを信じているのです。ちょうど嵐があったことを信じるように、ごく自然に信じているのです。

 当時、わたしたち仲間のあいだには、人間の霊魂は、死後他の存在者として生まれ変わり、生から死、死から生へと永遠に回帰するという共通した考えがあり、わたしも、重大な人生の問題をいとも簡単に、そう片づけていました。

 あの頃、あなたは、どうして金持ちのラザロのたとえ話を思い出させてくれなかったのでしょう。そのたとえの中でキリストは、死後人間が天国か地獄へ行くことを明らかにしておられるのです。でも、あなたからこのたとえ話を聞いたとしても、わたしは他のすすめと同じように聞き流したことでしょう。

 わたしのつくった神は、わたしの生活にはなんの干渉もしない神でした。この神には、報いとしての天国も、罰としての地獄もありません。わたしはこの神を喜んで信じ、数年の間。満足して生きることができました。でも、わたしの宗教も崩れる時が来ました。


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