アロイジオ・デルコル神父『十六のかんむり 長崎十六殉教者』、23

アロイジオ・デルコル神父『十六のかんむり 長崎十六殉教者』、23
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この16名の殉教者は、マニラで教皇ヨハネ・パウロ2世によって、列福式がおこなわれ、今度は長崎において・教皇の司式される荘厳なミサをもって祝われることになりました。こうして、かれらは日本の教会だけでなく、全世界に、すばらしいまことの英雄として紹介されるのです。どうぞ、しはし、心の耳をすましてください。
かれら殉教者の血は、いまの信者にも、こうよびかけています、
「これからも、たとえどんな恐ろしい苦しみを耐えしのばねばならなくなっても、キリストさまのため、けっしていのちを惜しんではなりません」と。
もしかしたら、その苦しみは、外だけでなく、心のなかに生じるかもわかりません。人の目に見えなくても、この苦しみは、あるばあいは、水のごうもん、火のごうもんにもまさるかもしれません。だから、キリスト者であるかぎり、いつも愛のために勇ましく戦うことをやめてはならないのです。
「わたしは、世に勝った」とキリストさまがおおせられました。キリストさまのためにいのちをささげる人も、キリストさまのこの勝利にあずかるようになります。
この16名の殉教者の典礼祝日は、聖トマス西と15殉教者という名義で9月28日、祝日としておこなうことになりました。ミサ典礼文は、週日ミサの友の下巻(1308-1315ページ)にあります。