カトリック情報(緊急避難ブログ)

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公教要理教案

カトリック

『公教要理教案・3』天主堂出版、1924年

(1)聖霊について

予備
○使徒信経は、大きく分けると幾部になりますか?
 第一部は、何に関することは?
 第二部は?
 第三部は?
 今までどの部を勉強しましたか?

目的指示
今日から、第3部に移ります。まず、聖霊のことをお話いたします。

提示
○天主様には、いくつのペルソナがありますか?
△3つのペルソナがあります。聖父と聖子と聖霊と申します。

○その3つのペルソナは、いずれも天主様ですか。
△はい、いずれも、全能、全知、永遠の天主様です。上、下、後、先の区別がありません。

○しかし、聖霊は、第3位と申し、おしまいに数えますでしょう。
聖父や聖子よりも下ではないのでしょうか。
△違います。三位とも、同等の天主様です。

○そう。よく答えました。
 三位とも、同等の天主様ですが、しかし、その三位を数えるときは、一、二、三と順を追って数えるよりほかに道がない。そして、その順も聖父が聖子を生み、聖父と聖子とが聖霊をお出しになった
のですから、聖霊をおしまいに数えるのが当然で、それにはすこしも不思議はありません。さて、聖霊は天主様ですと、どこにも在しますのですね?
△はい、天にも地にも、どこにも在しまさざる所がありません。

○しかし、イエズス・キリスト様が洗礼をお授かりになりました時、聖霊が鳩の形をして天から御降りになりましたでしょう。してみると、天に在しますのじゃありませんか。
△あれは、そんな形をして、天からお降りになるかのように見えたのです。

○よろしい。聖霊は天主様ですから、どこにも在します。したがって、実際天からお降りになったわけではない。ただ、形を以て現世に顕れ、ありがたい賜物をおあたえくださったに過ぎません。
今、聖霊が何かの形をもってお顕れになったのは、4回ほどありました。誰か知っている御方は?
△第一は、鳩の形をしてお現われになりました。

○そう。
ただいま、申しましたとおりですね。鳩は、無罪、平和、正直をかたどる鳥で、イエズス・キリスト様の感ずべき御徳を見せたものであります・・・・次にどんな形をして、御現れになりましたか。前方、実例中にお話をしておいたことがありましたが、もう忘れましたか。
△どこかの山の上で、光った雲の形をして、お現われになりました。

○よろしい。イエズス・キリスト様が、タボル山において御変容なさいました時、光った雲が現れて、これを覆いました。して、その雲の中から
『これはわが意に適う、わが愛子であるぞ。 なんじら、これに聞け』
という御父の声が聞こえました。
この『光った雲』は聖霊のかたどりで、イエズス・キリスト様の御教えの潤沢さを示したものであります。

○それから、イエズス・キリスト様は、御復活の日の夕方、弟子等にお現われになりました。
そして、彼らに息をふきかけて「なんじら、聖霊を受けよ」(ヨハネ20-22)とおっしゃいました。
今度は、どんな形をしておみえになったわけですか。
△気息(いき)の形して、おみえになりました。

○よろしい。気息は、生命あるものが吐くので、聖霊によって新しい生命が与えられる、ということを意味したものであります。最後に、どんな形の下にお現われになりましたか。

△聖霊降臨の日には、火のような舌の形をして、お現われになりました。
○そうでしたね。
使徒等が聖母マリアと共に、一室に集まってお祈祷をしておいでになると、天から火ような舌が彼等にあらわれ、わかれて各々の上にとどまりました。(使徒行録2の1以下)
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