死者のための祈り- 聖ドン・ボスコの教え

『死者のための祈り- 聖ドン・ボスコの教え』アロイジオ・デルコル神父編、18
◆5、死者の日(11月2日)
週日ミサの友下(1389-1390ページ)から。
主日ミサの友(1971-1972ページ)から。
(祭服は黒または紫または白)
死者の尊敬は、霊魂不滅と復活の信仰にもとずいている。死者のために祈ることは、「復活の考えによるもので、気高い、よいおこないというべきだ。じつに、たおれた人たちのよみがえりを希望していなかったら、死者のために祈ることは、無益な、むなしいことであったろう」と聖書(マカベの後の書12・43-44)の中で述べている。教会でも使徒たちの時代から、死者のために祈ってきた。すべてのミサで、死んだ信者を記念しているがすべての聖人、つまり勝利の国(凱旋の教会)に入った信者を記念するように(11月1日)、きょう、清めの場(煉獄)で苦しむすべての霊魂を思いやるのである。ここにあらわれるのは、教会の神秘体のありがたい教義である。煉獄(苦しむ教会)の霊魂は、天国(勝利の教会)のとりっぎと功徳とを受け、また同時に、この世の戦う教会の祈りの効果をも受けることができる。「わたしのもっとも小さな兄弟にしてくれたことは、わたしにしてくれたのである」というイエズスのみことばは、煉獄の霊魂にも適用しなければならない。このために、ミサは特別な力がある。この煉獄の霊魂のなかには、おそらくわたしたちの肉親、知人、家族の人がいることを考え、かれらが一日も早く完全に清められて天国の幸福に入るのを助けるのは、すばらしい愛徳のわざである。
▲本日、すべての司祭は、3つのミサをささげることができる。これは、教皇ベネディクト15世が1915年の教令で与えた許可による。この3回のミサは、1回は煉獄にいるすべての信者の霊魂のため、1回は教皇の意向のため、1回はミサをささげる司祭の意向のためにささげる。このために、ローマ・ミサ典礼書は、3つのミサの式文を提供している。3つともささげないときには、3っのミサの式文のうち、どれを使ってもよい。
▲11月2日が主日に当たるときも、「死者の日」のミサをささげる。
▲栄光の賛歌も信仰宣言もとなえない。
第1ミサ、
入祭唱(MJ 868)封・坊前4,14;コ1〃卜前15,麗イエズスが死んで復活されたように、神は、イエズスのうちに眠った人々をイエズスとともに連れて来られる。*アダムによってすべての人が死ぬものとなったように、キリストによってすべての人が生きるものとなる。
集会祈願(MJ868)
恵みゆたかな神よ、復活されたおん子キリストに従うわたしたちの信仰を強め、死者の復活を待つわたしたちの希望を不動のものとしてください。聖霊のまじわりのなかであなたとともに撹々に生き支駝しておられるおん子わたしたちの主イエズス・キリストによって。
ことばの典礼
(続く)