地獄について この無視された真理 ◆7、「オロジウスにあてた論文」(聖アウグスチノ司教)から

『地獄について この無視された真理』アロイジオ・デルコル神父、16
◆7、「オロジウスにあてた論文」(聖アウグスチノ司教)から
〔地獄はいつか終わると主張していたオリゲネスとプリシリアノ主義者の異端を反ばくして〕"これらの人は永遠の罰をうけ、義人は永遠の生命に入るであろう"(マタイ25:46)。両方の場合、ギリシア語原文には"永遠"と書いてある。
もしわたしたちが亡びた人の運命をかわいそうに思って、かれらの天罰が永遠ではないと考えるなら、義人がうける報いについて、これも永遠ではないというべきではないだろうか。じじつ、両方の場合同じ箇所で、同じ文章をもって、同じ単語で永遠といわれている。まさか、いつか義人たちが天国の聖なる生活と永遠の生命から罪ぶかい汚れた生活と死におちるといいたいのではないだろう。健全なキリスト教的信仰によってそんなことは絶対に考えられないのである。そのために両方とも〔命と地獄の天罰〕が永遠だと〔キリストから〕いわれている。